お風呂を洗いたい。洗濯を取り込みたい。トイレに行きたい。
子育て中、特に1歳ごろの子どもがいると、家の中でもなかなか一人になれる時間がとれません。ほんのちょっとでも離れると、びっくりするくらい泣かれてしまい、常にべったり。ほんの少しでいいから一人で遊んでいてほしいと思うけれど、なかなか離れてくれず。テレビを見せると少しの時間は稼げるけれど、長い間見せたままにしておくのは罪悪感がある。
私にも、「少しの間だけでも集中して遊んでくれたら」と思う瞬間がたくさんあります。そんな時に役立つ1歳前後の子どもが集中して遊んでくれるおもちゃを集めてみました。
1歳がハマるおもちゃ10選
積み重ねカップ・コップ重ね・スタッキングカップ
コップ重ねは大きさの違うコップを積み上げたり、重ねたりして遊ぶおもちゃです。積んだときにカチッとはまる感覚が楽しく、積み上げては重ねてを繰り返し、集中して遊べます。
自分で積めるようになる前は、積まれたものを崩すだけでも楽しめます。
その他にも、おままごとのお皿として使ったり、水遊びや砂遊びに使ったりと遊び方の幅が広く、低価格な上に長く使えるコスパが最高のおもちゃです。

くるくる玉落とし
玉落としは、ボールや玉(木製やプラスチック製など)を上から落とし、道やレール、スロープを転がりながら下に到達する様子を楽しむおもちゃです。シンプルな構造ながら、子どもにとっては視覚的にも動きの面でも魅力的で、遊びながら学びの効果も得られるアイテムです。
穴にものを入れるのが大好きな1歳ごろのお子さんにぴったりで、音が鳴ったりキャラクターがついていたりと興味を引く仕掛けがたくさんあるものが多いです。

スロープトイ
スロープトイは、玉落としの一種で、傾斜のついたスロープ(坂道)を使って遊ぶおもちゃのことを指します。ボールや車、動物の形をしたオブジェクトがスロープを滑り降りたり転がったりすることで、子どもが楽しむだけでなく、学びや発達を促す効果があります。
見た目も可愛いものが多くインテリアとしても人気があり、子どもが大きくなったあとも飾っているというご家庭もあります。

リング通し
棒やポールなどにリングやドーナツ型のパーツを通して遊ぶおもちゃです。単純な構造ながらも、子どもの手先の器用さや色や形の認識力を育む、知育玩具として広く利用されています。
本来の遊び方はもちろん、パーツをおままごとで使ったり、ひもを通して遊んだりと遊び方が広がるおもちゃです。

手押しカート・ベビーカー
人形を乗せるカートや、お買い物ごっこ用のカートは歩き始めから小学校入学ごろまでの子どもたちに人気のおもちゃです。自分が乗れる車型のものもあります。タイヤに興味がある子も多く、最初はタイヤを回して遊ぶだけでも楽しめます。
ある程度のスペースは必要ですが、コンパクトなものもあり、何よりカートを押している姿がとてもかわいいです。
おままごとセット
1歳の頃は本格的なおままごとはできませんが、大人の真似をして調理したり食べたりすることを楽しむので、フライパンや鍋などの調理道具があると楽しめます。また、手触りなどを大切にしたい場合は木製のものも多く発売されているので、そちらもおすすめです。
お世話人形
お父さんお母さんの真似をするのが楽しい時期なので、お世話人形も楽しむことができます。抱っこや着せ替え、ミルクをあげる、寝かしつけなどを通して、想像力や優しさを育む知育玩具として人気があります。
本格的なお世話はまだできませんが、抱っこやおんぶをして可愛がったり、一緒にお出かけに連れて行ったりと、感性を育むことができます。
積み木
様々な種類がありますが、1歳前後の子どもはまだ握力が弱いので、軽いものがおすすめです。高く積み上げて倒れた時にも危なくないよう、角が丸かったり柔らかい素材でできていたりするものも多く販売されています。
ぽっとん落とし
小さな穴の空いた容器(ボックスや筒など)に、ボールやブロック、ふた付きのキャップなどを「ぽっとん」と落として遊ぶおもちゃです。名前の由来は、物を穴に落としたときの「ぽっとん」という音や動作からきています。色や形を覚えるのにも有効で、手先を使うため発達にも好影響です。
ハマると長い時間集中して、ずっとぽっとんしていてくれます。
ルーピング・ワイヤートイ・ビーズコースター
ルーピングは曲がりくねった金属製のワイヤーに、カラフルなビーズが通してあり、ビーズを手で動かしてワイヤーに沿わせたり、滑らせたりすることで遊ぶ知育玩具です。簡単なものから複雑なものまで多岐にわたっていて、大きさも様々あります。携帯できるサイズのものもあります。
手先の器用さや手と目の協調性を培うこともでき、じっくり遊べるおもちゃです。

家にあるものでも遊べる!
子どもは大人の真似が大好きです。でもこちらからの押し付けではなかなか集中して遊んでくれません。興味をもったものをたっぷり使わせてあげると、子どもの満足感も高く、集中して取り組んでくれることが増えます。
うちの長女は小さい頃からお料理ごっこが大好きで、本物のピーマンを袋に入れたり、出したりを何十分もひたすら行っていたこともあります。子どもの興味をもっているものをいかに察知できるかが鍵です。
興味のあるおもちゃは子どもによっても違うので、いろいろなおもちゃを試せるサブスクもおすすめです。
多数あるおもちゃの中からお子さんの興味びびっと惹きつけるおもちゃを専門家が選んでくれるので、お子さんに合ったものが見つかります。
おもちゃのサブスクについてはこちらも参考にしてみてくださいね。
子どもは可愛いけれど、ずっとべったりだと大変です。忙しい中に、少しでも自分の時間ができますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。