こどもがいても、大好きなアーティストのライブには参加したいですよね。
今回はこどもをライブに連れて行ってもいいのか、連れていくならどのようなことに気を付けたら良いかなどについてまとめてみました。
ライブへの子連れ参加への賛否
今年はperfumeと星野源のライブに参戦することになりました。どちらも指定座席があるタイプのライブです。
Perfumeは5歳の長男が一緒に行きたいと言うので、長男だけ連れていくことにしました。星野源の方は全員預けて行きたかったのですが、1歳次女の預け先が見つからず、次女のみ膝上で一緒に参加することにしました。
※今回、どちらのライブも年齢制限はありませんでしたが、ライブによっては制限がかかっている場合もあるのでしっかりと確認しましょう。)
アーティストのライブに小さい子どもを連れていくことについては、さまざまな立場や考え方から賛否があります。
連れていく側としては否定的な意見について、よく考える必要があります。
否定的な意見
●音量・環境が子どもにとって過酷
大音量の音楽や照明が子どもの聴力や視覚に悪影響を与える可能性がある。
長時間のスタンディングや混雑した環境は体力的にも厳しい。
●周囲への迷惑
子どもが泣いたり騒いだりすると、他の観客の集中や楽しみを妨げる。
アーティストの世界観や雰囲気が壊れることもある。
●安全面の懸念
人混みでの迷子や、転倒・圧迫などの事故のリスクが高い。
非常時に迅速な避難が難しくなることも考慮する必要がある。
●子ども自身が楽しめない可能性
音楽や演出の意味を理解できず、退屈してしまう。
長時間の待機や移動がストレスになる。
などです。
これらの否定的な意見を踏まえたうえで、対処できるように入念に準備をしてライブに臨みました。
5歳児と行くPerfumeライブ
このライブはPerfumeが好きな長男を連れての参加だったので、退屈したり迷惑になったりなどについてはあまり心配はしませんでしたが、事前に他の会場で行われたライブのセットリストを見て車の中でかけるなど、予習して臨みました。
持ち物
・水筒(いつでも水分補給できるように多めに)
・耳栓(100均のものを買いました)
・おやつ(並んでいるときに食べられるグミなど)
・タオル(汗や手拭きなどに)
・羽織るもの(温度調節できるように)
今回は持っていかず、長男もほとんどスタンディングだったのでなくてもよかったですが、座席が固い・寒い・長時間座るときのために、ブランケットや折りたたみクッションがあっても良いと思います。
感想・反省点
長男は「めちゃくちゃ楽しかった!!」と、とても満足そうだったので、連れて行って良かったなと思います。
テレビに出ている大好きなアーティストに生でふれることのできる機会は貴重ですし、場の雰囲気を肌で感じられてたくさん刺激を受けたようです。
反省点は、音対策を耳栓にしたことです。耳の穴が小さいからか耳栓が意外と取れやすく、ライブ中に何度も付け直さなければいけなかったのが長男も私もプチストレスでした。
次回はイヤーマフを用意して行こうと思いました。
1歳児と行く星野源ライブ
1歳10ヶ月の次女を連れてライブにいくのは、正直不安がありました。
不安要素がいくつかあり、まずは時間が遅いこと。次に音の大きさのことや座席が当日までわからないことも不安材料でした。
とにかく、できる下準備は全てしていきました。
・家での準備としては、ライブのセトリを見て、知らない曲ができるだけないように、一緒に予習をしました。(おかげで源さんの声を聴くと喜ぶようになりました)
・会場の「子ども対応状況」を事前確認しました。本当に連れて行っても大丈夫なのか、(お子様NGのライブももちろんあります)
・キッズエリア、授乳室、トイレの場所などを調べておきました。大体の会場図を頭に入れておくことで、当日もバタバタせずに済みました。
あなたにとって楽しみなのと同じくらい、周りの方もライブを楽しみにしています。
子どもがぐずったり騒いだときは、無理をせず一時退出する勇気を持つ、迷惑をかけないような席選びをする、行動には気をつけるなど、周囲への配慮を忘れないことが大切です。
持ち物
・イヤーマフ(前回の反省を生かして)
・水筒
・おやつ(ボーロ、ドライフルーツなど)
・小さいぬいぐるみ
・タオル
・保険証
今回は一緒に行くのが1歳ということで、飽きてしまったとき用におやつを持って行きました。おやつは音が鳴らず、こぼれにくいものを選びました。
ドライマンゴーを持って行ったのですが、食べるのに時間がかかり、音も立たないので
今回は持っていきませんでしたが、持ち込み可能な会場ならベビーカーも場合によってはあると便利です。
移動や待機中の居場所にもなるので、事前に持ち込みの可否を確認しておきましょう。
今回使ったのがこちらのイヤーマフです。
1歳次女は1番小さくしたままでぴったりで、試し付けのときは嫌がっていたのですが、ライブ中は音が小さくなるのがわかったからか、嫌がらずに付けてくれていました。
一番大きくすると大人の私も使えるサイズでした。
感想・反省点
・始まる前に「暗くなるよ」「音が大きいけど大丈夫だよ」など、予め伝えておきました。事前説明をすることで、こどもも安心できます。
・会場に入るときに、退場・避難経路を確認しました。万が一こどもがぐずったらすぐに出られる場所かも確認しました。
ここからは結果論なのですが、3時間のライブ中、娘は一睡もせず、終始ご機嫌で手拍子をしたり首を振ったりと楽しんでくれました。声を出すこともなく、周りの方へ迷惑をかけることもなかったので、本当にありがたかったです。
合間のトークで少し集中力が切れそうになったときは、ドライマンゴーを渡して乗り切りました。
家で試し付をした際は嫌がっていたイヤーマフもずっと付けてくれていて、耳の調子も悪くならずに済みました。
今回は本当に行って良かったと思えるライブ体験になりました。
おわりに
以前は、ライブに限らずいろいろなイベントも「今回は無理かな…」「また次回、来年だな」と思って諦めることも多かったですが、コロナ禍を経験して、「次」がないかもしれないことを身に染みて感じました。
最近感じることは「人生はあっという間」だということ。
一期一会の貴重な機会を逃したくないなと思うようになりました。
なので今回、行けるときに少しチャレンジしてでも行けてよかったと思います。
もちろん、親子とも無理をしてでも行けばいいというわけではありません。
しっかりと余裕をもって準備をした上で、子どもの年齢や性格、会場の設備、ライブの性質(激しいかどうかなど)を加味して、参加するかどうかを決めましょう。
自分たちのことも周りの人のこともしっかりと考えて、参加するときは精一杯楽しみましょう。
