今回の行き先は東京。
乗り物大好きなこどもたちは、新幹線に乗るのを楽しみにしていました。
周りにできる限り迷惑をかけず、自分たちも旅を楽しむための、新幹線移動の際のチェックポイントをご紹介します。
チェックポイント
・速さをとるか、料金の安さをとるか
・トイレなどの設備の確認
・始発駅・自由席の確認
幼児3人を連れて新幹線に乗る
指定席or自由席 無料で乗れる?自由席と「eチケット早特14」どちらがお得?
自由席に乗るか、指定席をとるか、金額を比較してみましょう。
まずは自由席の場合です。
自由席に乗るとき、大人1人につき6歳未満の幼児2人は無料で利用できます。
ちなみに「6歳未満」と記載がありますが、小学校入学前の6歳(年長さん)は、無料!小学生になると、お金がかかるようになります。
しかし、我が家は大人1人+幼児3人(年長・年中・1歳)です。この場合は、1人分は小児運賃が必要です。
(大人1)13,850円+(こども1)6,925円=20,775円
(片道)20,775円×2=(往復)41,550円
東京まで4人で往復4万円はありがたいです。
ただし、一番速い「かがやき」には自由席がないので乗ることができず、「はくたか」に2時間50分ほど乗らなければいけません。
ちなみに指定席をeチケット早特14でとると、
(大人1人)9,920円+(こども1人)4,950円=14,870円
で、かがやきに乗れるのですが、こども2人は席の利用ができません。せめてもう1席欲しいので、
(大人1人)9,920円+(こども2人)4,950円=19,820円
(片道)19,820円×2=(往復)39,640円
ん?こちらの方が良さそう・・・?
しかもかがやきなら、乗車時間は2時間半です。新幹線で20分の差は大きい!
今回は自由席に乗り、旅行の後で今この計算をしているのですが、次回は指定席でかがやきに乗ろうと決意しました!!
ただし、この金額は「eチケット早特14」(乗車日の14日前までの予約が必要なお得な切符)限定です。指定列車の変更などは手数料なしでできますが、払戻の際には手数料がかかるので、詳細は確認が必要です。
詳しくはJRホームベージの「きっぷのルール」をご確認ください。
ちなみに普通に指定席を取ると
(大人1人)14,380円+(こども2人)14,380円=28,760円です。この場合は値段的にも自由席かなと思います。
座席の選び方
子連れで新幹線に乗るときに大切なのが座席の選び方です。
外せないポイントとしては
・トイレが近い
・泣いた際にすぐデッキに出られる
の2点。
新幹線の車内のトイレの場所はJRのホームページの、車内設備/座席のページに載っています。
指定席の場合は切符を取る前に、自由席の場合は乗るときに、それぞれ確認の上、座席を選ぶようにしましょう。
計画を立てる
こども、特に小さい子が一緒の電車の旅は不安もいっぱい。
少しでもこどもが機嫌良く乗っていてくれるように、出発時刻や車内での過ごし方など気を使うと思います。
それぞれのライフスタイルにもよりますが、
・比較的機嫌の良い時間
・ご飯の時間
・お昼寝の時間
などを考慮しましょう。
我が家の場合ですが、こどもたちは何か食べていれば大人しいので、わざと乗車後半に昼食の時間が被るように乗りました。
乗ってすぐは大人しくしていてくれ、じょじょにもぞもぞしてきたらご飯を食べ、それが終わったらおやつという感じで、なんとか間を持たせました。
持ち物
こどもの年齢やご家庭の事情によって必要なものはかなり変わってくると思いますが、一般的なものはこちら。
・おやつ
・飲み物
・ごはん(必要な場合)
・ウェットティッシュ
・おもちゃ
・充電器
・タブレット・こども用イヤホン
普段は昼間見せないようにしている動画も、新幹線の中では全力で見せました。
一人一台ある場合にはこども用のイヤホンもおすすめです。
みんなで見る場合にはイヤホンの分配器があると喧嘩になりにくいです。
おわりに
移動も楽しい旅行の一環です。我が家の長男は新幹線が好きなので、乗れるだけでわくわくが止まりませんでした。
また、公共交通機関に乗ることは周りの人への配慮を学べる絶好の機会でもあります。
こどもたちも自分たちだけでなく、周りの人のことも意識できたらいいですね。
こどもとの旅行は準備をした分だけ、当日は少し楽になると思っています。
しっかり備えて、少しでも気楽に乗れたらと思います。もちろん思い通りにはいかないもの。きっと大変なこともあると思います。
けれど、時間が経つと、全てが良い思い出です。こどもにとっても、大人にとっても思い出に残る楽しい旅になることを願っています。
