稀勢の里以来8年ぶりに大の里が横綱になり、お相撲人気が高まっています。
相撲観戦には行ってみたいけれど、「小さな子どもを連れて行っても大丈夫かな?」と不安に感じるパパママも多いのではないでしょうか。
国技館をはじめとする相撲会場は、大人だけでなく子連れでも楽しめる工夫がたくさんあります。
ただし、長時間の観戦になるため、事前にマナーや座席の選び方、持ち物を知っておくと安心です。
この記事では「相撲は子連れでも楽しめるのか?」という疑問に答えながら、実際に観戦する際に役立つ情報をまとめました。初めての相撲観戦でも親子で快適に過ごせるように、ぜひ参考にしてみてください。

相撲は子連れでも楽しめる?安心ポイントまとめ
小さな子どもでも大丈夫な理由
年配の方が多そうなイメージの相撲観戦ですが、実はファミリーにも人気があります。
普段目にすることのない力士の迫力ある取り組みに、夢中になる子も少なくありません。
また、会場は整備が行き届いており、安全面も配慮されているため、小さな子どもでも安心して過ごせます。

国技館などの相撲会場にある子連れ向けサービス
両国国技館には授乳室やオムツ替えスペースが整い、ベビーカー置き場も用意されています。売店には軽食やお弁当もあり、座席で一緒に食事も楽しめます。
館内のベビーカー移動ではエレベーターを利用することもできますし、館内スタッフも子連れ観客に慣れているため、困ったときは気軽に相談できます。
子連れで相撲観戦するときのマナー
観戦中に気をつけたいこと(声・席の移動など)
相撲は拍手や声援で盛り上がる場面も多いので、多少子どもの声が出ても心配はいりません。
しかし取り組みの最中に立ち歩くと周りの迷惑になってしまうので、移動は休憩時間や取り組みの合間にすると安心です。
食事やおやつのマナー
国技館をはじめ多くの会場では飲食が可能ですが、持ち込みには制限がある場合があります。
子どもの好きなおやつや飲み物を用意する場合は、周囲にこぼさない工夫(ストローマグや小袋のお菓子など)が大切です。
においの強い食べ物は避け、観戦中も静かに食べられるものを選ぶようにしましょう。
泣いてしまったときの対応
小さな子どもは大きな歓声や太鼓の音に驚いて泣いてしまうこともあります。
その際は無理に座席であやそうとせず、いったんロビーや休憩スペースに移動して落ち着かせるようにしましょう。
周りへのマナーであると同時に、子どももリフレッシュできて観戦を楽しみやすくなります。
子連れにおすすめの座席は?
イス席とマス席の違い
相撲会場には「マス席」と「イス席」があります。マス席は座布団に座って観戦する昔ながらのスタイルで、複数人で利用するのにぴったり。
ただし小さな子どもを長時間座らせるのは大変です。
一方、イス席は通常の椅子に座るため子連れには過ごしやすく、特に未就学児や動きたい盛りの子におすすめです。
小さな子ども連れに向いているエリア
イス席の中でも、通路側や後方の席は途中でトイレやロビーに出やすい上に、周囲に迷惑をかけにくくなります。
2階席は全体を見渡せるため、子どもと一緒に観戦するのに向いています。
前方よりも少し離れた場所のほうが音に驚きにくいのもメリットです。
事前に確認しておきたいチケットの取り方
相撲のチケットは人気が高く、販売直後に完売することも少なくありません。
子連れならまず「イス席」を優先的にチェックしましょう。
ひざ上観戦なら無料のケースもあるので、事前に公式サイトの確認をお勧めします。
ちなみに私が予約しようとしたときは、全然予約画面につながらず、残っていたのが椅子席の最背後の席でした。
相撲観戦に持っていくと便利な持ち物リスト
子ども用にあると安心なもの
- お気に入りのおやつや飲み物(ストローマグや小袋が便利)
- 音に慣れるためのイヤーマフや耳栓
- 小さなおもちゃや絵本、シールなど
大人も快適に過ごせるグッズ
- 座布団やクッション
- 折りたたみバッグ
- 除菌シートやウェットティッシュ
あると観戦が楽しくなるアイテム
- パンフレット(当日買えます)
- 双眼鏡(100均のものでも十分)
- カメラやスマホ
- 応援グッズ(うちわなど)
子連れ相撲観戦をもっと楽しむコツ
相撲を子どもと一緒に楽しむ工夫
観戦前に「今日出る力士の名前」や「四股や塩まきの意味」を簡単に一緒に学ぶと、子どもはより興味を持ちやすくなります。
「どっちが勝つと思う?」と会話しながら楽しむのもおすすめです。
我が家は長男がお相撲好きで大の里ファンなので、妹二人のためにいろいろ解説してくれていました!
飽きない工夫
どれくらいの長さ観戦するかにもよりますが、小さい子どもは途中飽きてしまうことも考えられます。
飲食物持ち込みはご遠慮くださいとなっていますが、小さい子どものおやつまでは特に注意されなかったので、持っていくと安心です。
おやつは長い時間食べられる小袋のおやつや、噛み応えのあるドライフルーツなどもおすすめです。
売店を巡って、好きな食べ物を探すのも楽しいですし、ショップグッズを見たり、ガシャポンを選んだりもテンションが上がります。
また、後ろの方の席の場合、双眼鏡は100均のものでも十分楽しめるので、持っていくと力士がよく見えて楽めます。
座席で少し遊べるシールブックやおもちゃなども、飽きたときには活躍してくれます。
会場周辺で楽しめるスポット情報
両国国技館周辺には、入場無料の相撲博物館や家族で楽しめるちゃんこ料理店があります。
観戦の前後に立ち寄ると、相撲尽くしの一日を過ごせておすすめです。
まとめ 子連れでも相撲観戦は安心して楽しめる!
相撲観戦は「子ども連れだと大変そう」と思われがちですが、実際には授乳室やオムツ替えスペース、快適なイス席など、ファミリーに優しい配慮が整っています。
事前にマナーや持ち物をチェックしておけば、子どもも大人も安心して観戦を楽しめ、きっと特別な思い出になるはずです。
ぜひ次のお出かけに「子連れ相撲観戦」を計画してみてくださいね。




