小さい子が家にいると、ずっと気を張りっぱなしで大変。赤ちゃんのころよりも動き回るので目が離せなかったり、おしゃべりも始めたけれど、まだ言いたいことが伝えられずに不機嫌なったりと、手がかかりますよね。
いやいや期に突入して「魔の2歳」と呼ばれる時期。お母さんは「ちょっと一人にして・・・」と言いたくなることも。
しかし、一人遊びもできるようになってくる頃です。がっつり目を離すわけにはいきませんが、べったり状態から少しだけでも手が離れて、お母さんに一人の時間ができる、2歳児が熱中できるおもちゃをピックアップしました。
夢中になれるおもちゃ10選
おままごと
野菜を鍋で煮込んだり、ごちそうをお皿に入れて持ってきてくれたりと少しずつ遊びが本格化してくる時期。食材や調理器具の種類を増やすと、遊びの幅が広がります。
ブロックをご飯にしたり、おもちゃの蓋をお皿にしたりと、持っている他のおもちゃと組み合わせて見立て遊びをするのも楽しいですね。
細かいパーツには気を付けなければいけませんが、誤飲の心配のないものを渡しておけば一人でじっくりお料理を作ってくれます。
おすすめはトング。
物をはさんで容器に入れる動きを飽きずに続けられ、手と目の協調性を養うことができ、手の筋力も鍛えられます。鉛筆を持ったり箸の練習をしたりする素地が養われます。
うちでは100円ショップのキッチンコーナーで売られているシリコン製のトングが人気です。

つみき
2歳ごろになるとつみきを平面的に並べたり、どんどん高く積んだりできるようになるので、一人で黙々と遊んでくれることが増えます。
つみきには素材や大きさ、重さ、形や色などが様々あるので、お子さんに合ったものを選ぶとよいと思います。
特に、木製のつみきは手触りや木のにおいなども感じられ人気です。色も様々ありますが、木本来の色のものや、色の学習もできる原色のものがおすすめです。

楽器おもちゃ
小さい頃からの音楽教育は脳のさまざまな部分を刺激し、言語能力や記憶力、集中力、問題解決能力を向上させます。音楽は遊びながら学べるため、子どもにとって楽しい体験として取り入れやすいのも大きな利点です。
2歳ごろのおすすめはマラカスやタンバリン、木琴などです。降ったりたたいたりするだけで音が出るので簡単に楽しむことができるとともに、木琴や鉄琴は音階に触れることもできます。

買い物ごっこ・レジスター
大人の真似が大好きなこの時期は、買い物に行ってセルフレジを手伝いたがるお子さんも多いはず。
レジスターはずっと人気の定番おもちゃなのですが、最近の進化がすごい!
お札を自動で入れたり、カード決済やスマホ決済もでき、ポイントをためることもできます。2歳ごろはそこまで理解できなくても、コインを入れて出してを繰り返したり、バーコードを読み取らせたりするだけでも長時間楽しめます。
対象年齢は1.5~4歳ですが、小学校入学ごろまで遊べる息の長いおもちゃです。

お医者さんごっこ・聴診器
〇〇ごっこが楽しくなる時期です。特にお医者さんごっこは人気で、お人形を相手に診察したり注射をしたり、たくさん遊んでくれます。

少し趣旨は変わるのですが、お医者さんでの「おなかぽんぽん」を怖がっていたうちの長男のために、本物の聴診器のついた絵本を購入したところ、行くのを嫌がらなくなりました。聴診器も本当に使えて、次女妊娠中に臍帯音などを聞くことができました。
聴診器で遊ぶほか付属の絵本で身体の仕組みについても学ぶことができ、おすすめです。

音のなる絵本
曲がたくさん入っているものや、動物の鳴き声や数字が学習できるものなど、様々な種類があります。
歌声の入っているものは、知らずにたくさん歌を覚えることもできます。歌っている声を聴きながら、一人で楽しんでくれますよ。
絵本型なので、お出かけに持っていくことができるのもうれしいポイントです。

ブロック
ブロック遊びは、遊びながら手先の器用さや想像力、問題解決能力を育てるのに理想的です。
まだ力が弱いので自分でブロックを外したり、くっつけたりが思うようにうまくいかないこともありますが、一緒に作ってあげると満足して、できた作品でじっくり遊んでくれることも多いです。
特にニューブロックは形がシンプルで、子どもでも直感的にパーツをつなげることができます。素材も柔らかく、大きめで誤飲の心配もありません。

2歳後半ごろになるとレゴデュプロもおすすめです。2歳の頃はまだ大人が作って子どもが遊ぶことが多かったですが、徐々に自分の好きなものを自分で組み立てられるようになりました。

おみせやさん
お店屋さんで根強い人気なのはアンパンマンのシリーズです。パン工場やアイスクリーム屋さん、ハンバーガー屋さんや回転ずしなどたくさんの種類があるので、お子さんが好きな食べ物を選ぶとハマってくれるはず!
うちの子どもたちはアンパンマンにあまり興味を示さないタイプだったのですが、このお店屋さんシリーズはアンパンマン関係なく気に入っていて、お友達の家や遊び場などでは真っ先に遊んでいました。

お世話ごっこ
お人形を使ったお世話が楽しくなってくる時期です。
2歳ごろから、それまではお母さんに持ってきていたおままごとで作ったご飯を、お人形相手に食べさせてあげるようになったり、抱っこで家の中をお散歩してくれたりするようになりました。
個人的にお顔が好みでソランちゃんとレミンちゃんを購入しました。専用のグッズはポピュラーなメルちゃんの方が多くありますが、メルちゃん用品も使うことができるので、特に困らなかったです。女の子用というイメージの強いおもちゃですが、長女のために買ったレミンちゃんを長男も一緒になってお世話をしてくれました。

お絵描き
手指の運動能力の向上や想像力と創造性の育成に、お絵描きは効果があると言われています。また、自分のペースで描くことで、集中力が養われます。お母さんがキッチンで料理をしている横で、じっくり取り組んでくれますよ!
クレヨンを選ぶときには、手が汚れにくいものや消しやすいものにすると、親子ともストレスなくのびのび描かせてあげることができます。

紙以外にも、磁石でお絵かきできるお絵描きボードは、いつでもどこでもお絵描きができます。

遊びのコツ
離れていても、見てるよということを伝伝える
一人で遊んでいても、放っておかれていると感じると甘えたくなるのが子どもの心理です。
集中しているときには声をかけず、でも「見て~」と言われたときにはすかさず見に行ってあげたり、質問してあげたりすることで、子どもは安心して集中して遊び続けることができます。
ローテーションをする
常に目に付くところにあったり、いろんなおもちゃで毎日少しずつ遊んだりすると、大好きなおもちゃでも飽きてしまうもの。そこで、持っているおもちゃを2,3グループに分けて、2週間おきくらいにローテーションがおすすめです。しばらく遊んでいなかったおもちゃには、また新鮮な気持ちで取り組めます。
また、おもちゃのサブスクもおすすめです。子どもの成長に合わせておもちゃが新しく届くので、飽きることなく遊ぶことができます。
サブスク選びの際にはこちらの記事も参考にしてくださいね。
忙しい中に、少しでも自分の時間ができますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
