毎日、家事や仕事、育児に追われて、自分の時間がとれないお母さんは多いと思います。自分の時間どころか、ご飯を作っているときにも「遊ぼう!」と言われて、ついイライラしてしまっていませんか?
少しは自分で遊んでいてほしいと思うことも多いはず。そんな時に助けてくれる優秀なおもちゃを集めてみました。
個人差はありますが、4歳ごろになると、想像力豊かにごっこ遊びや創造的な活動ができるようになります。自分で遊びを作り出し、集中して取り組む時間が2,3歳の頃よりも長くなります。
今回はそんな4歳に人気のおもちゃで、かつ、一人遊びに向いているものを紹介します。
夢中になれるおもちゃ10選
おままごと
自分で役を決めてなりきるお家ごっこや、レストランごっこの一環としてなど、おままごとを組み込んだごっこ遊びが楽しくなる時期です。いろいろな家電や調理器具を上手に使って、お人形相手に遊ぶこともできます。
お家の人にも相手をしてほしいときには、お子さんにお店屋さんになってもらって「○○と○○作ってね」などと声をかけると、作っている間はかなり集中してくれます。
調理器具がたくさんあると、使いこなしておいしいお料理をつくってくれますよ。

ジスター
ジスター(GISTER) は、カラフルでユニークな形状のパーツを組み立てて遊べる知育ブロックで、柔らかい素材で作られており、創造力や空間認識能力を育むことができるおもちゃとして人気があります。2021年に健全でロングセラーとなるおもちゃに贈られる「グッド・トイ2021」を受賞しています。
組み立て方の自由度が高いのが特徴で、多様な遊び方ができ、作り上げる喜びや成功体験を得られることで、集中力や自信が育ちます。

マグネットブロック マグフォーマー
他のブロックと同じように、想像力や手先の器用さなどが鍛えられます。
更に、2D(平面)から3D(立体)への変化を体感することで、空間把握力を自然に身につけることができます。また、作った形をイメージしながら組み立てる過程で、形状や配置を理解する力が養われるなど、空間認識能力が高まるおもちゃです。
4歳ごろになるとお手本を見ながらその通りに組み立てられるようになり、複雑な立体も一人でじっくりと取り組んで作成できるようになります。

工作
手の器用さが増してハサミも安全に使えるようになるため、工作の幅が広がります。家にある廃材を使った工作は想像力を伸ばしますし、工作キットでは理解力や思考力が高まります。
キットを選ぶ際には難しすぎず、一人でできるものがおすすめです。自信をつけ、どんどん自分で取り組んでくれます。
この本は季節や行事に親しみながら工作できます。

ロボットペット
動物好きな子にぴったりなのがロボットペット。ふわふわなぬいぐるみタイプだと、ずっと抱っこして可愛がってくれるのでお勧めです。
我が家にいるこの猫ちゃんは、お医者さんごっこもできるので、一人でずっと遊んでいます。手触りもふわふわで気持ちよく、毎日お布団の中まで連れて行って可愛がっていますよ。

シルバニアファミリー
細かさがちょうどよく、細々とした遊びが好きなお子さんにハマります。親も一緒にハマってしまったという話もよく聞きますが、大人でも楽しめるくらいにとにかく可愛い!
自分でストーリーを作って遊んだり、手先もたくさん使ったりと、脳の発達にも効果的です。

粘土
粘土をこねたり触ったりする感覚はリラックス効果をもたらし、情緒を安定させ、気持ちが落ち着きます。リラックス効果が高く、
形を完成させるまでのプロセスを楽しむことで、忍耐力や集中力が養われ、一人でも長時間集中して取り組める遊びです。粘土をこねる、ちぎる、丸める、形を作るなどの動作が指先や手全体の運動能力を高める効果もあります。

ピアノえほん
音楽好きなお子さんにおすすめなのはピアノ付きの絵本です。ガイドや楽譜などがあり、自分で弾けるように工夫されているので、お気に入りの曲が自然と弾けるようになります。
おすすめはこちらの「ヤマハのピアノえほん」。
鍵盤の数が多いため引ける曲の幅が広く、30曲の童謡やクラシックのメロディに合わせて光る鍵盤で、楽しく演奏できます。うちでは改定前のものを持っていて本当によく遊んでいるのですが、現在はらくらくモードとイントロクイズが追加された改訂版が出ています。

ビーズ遊び
手を使う作業は、脳の発達と密接に関わっており、特に、前頭前野や運動野が活性化されます。指先を使うことで、思考力や創造力、問題解決能力が高まります。
少し大きめのビーズから始めると、嫌にならずに集中して取り組めます。

お絵描き
お絵描きは、創造力、表現力、集中力など、さまざまな力を育む遊びです。自由で楽しい活動を通じて、子どもの感性や成長を自然に引き出す効果があります。気軽に取り入れられるので、困ったときにはお絵描きができる準備があると安心です。家だけでなく、外出中にも!
4歳ごろになるとどんどん手先が器用になるので、色鉛筆も使えるようになるので、多色色鉛筆が人気です。

お出かけにも便利なお絵描きタブレットもおすすめです。

じっくり取り組むのに必要なことは?
まず、4歳児が集中できる時間は大体10~15分です。短い!
ですが、環境や活動内容を工夫することで、楽しみながら集中する力を育てることができます。
環境づくり
遊びに集中できるスペースを作り、不要な刺激を減らすことで、集中できる時間は長くなります。集中しているときは話しかけないようにしたり、今遊ぶもの以外は片づけたり、テレビなどを消すことも有効です。
使いたいと思ったものにすぐ手が届くと、集中力を切らさず遊びを広げることができます。
「好き」を大切にする
「好き」という気持ちは偉大です。子どもの好きなテーマやキャラクターを取り入れるだけで、遊びへの取り組み方が変わってきます。
今、子どもの中で求めているのはどんな遊びなのかを把握して渡してあげることで、集中力も高まります。
子どもに何がハマるのかわからない、という方は、おもちゃのサブスクを試してみるのもいいと思います。専門のコーディネーターが選んでくれるので、普段は手に取らないようなおもちゃが届くこともありますが、そういうものの方が意外と子どもに好評だったりもします。
サブスク選びにはこちらの記事も参考にしてくださいね。
おわりに
一人で遊ぶ時間は子どもにとっても保護者にとってもなくてはならない時間です。しかし、集中力はまだまだ発展途上。無理に長時間集中させようとせず、自然なタイミングでの切り替えが大切です。
子どもが集中して遊んでくれることは、お母さんの心の余裕になります。お母さんの心の余裕はお子さんにも良い影響があるので相乗効果!忙しい子育てのふと一息付ける時間につながりますように。
素敵なお気に入りおもちゃと出会えると嬉しいです。
