「ヤンソンの誘惑」「ヤンソンさんの誘惑」という不思議な名前のスウェーデン料理。正体は、アンチョビを乗せたおいものグラタンです。
今回はさつまいもバージョンでお届けします。アンチョビの塩気とさつまいもの甘さで箸が進むこと間違いなし!

材料
2人分
さつまいも 中1本
玉ねぎ 中1/2個
⭐︎生クリーム(または牛乳)150ml
⭐︎アンチョビ(缶詰なら5匹くらいを細かく刻んで、ペーストならチューブ5センチほど適当に)
⭐︎塩 ひとつまみ
作り方
1.さつまいもを細切りにして水にさらす
太めの細切りでOK。短冊切りでも。
2.玉ねぎを薄切りにする
適度に厚みがあってもよいので、お好みの幅で。
3.1と2を合わせて耐熱皿に入れる

4.⭐︎を合わせて3にかける
最後にお好みでパン粉(分量外)をふりかけると、焦げ目がついて見た目美味しそうになります!

5.電子レンジで5分加熱
6.トースターで焦げ目がつくまで加熱して完成
5〜10分くらい、様子を見つつ加熱。火は通っているので、焦げ目をつけるだけで大丈夫です。もちろんオーブンで焼いても○。

ポイント
アンチョビはペーストが使いやすいのでオススメ。スーパーのパスタコーナーによく置いてあります。
今回はさつまいもで作っていますが、じゃがいもでも美味しい!
ワインによく合うので、おつまみにも。
耐熱皿には初めにバターを塗るとくっつきにくいです。
うちではくっつかない耐熱皿「セラベイク」を使っています。この料理に限らず、こびりつきません。洗い物のストレスが激減でオススメです!
さて、この変わったレシピ名の由来ですが、
19世紀のオペラ歌手であるペール・アドルフ・ペッレ・ヤンソン(1844-1889)が度々振る舞うことで知られていたとする説。
菜食主義の宗教家であるエーリク・ヤンソンが、誘惑に負けてこの料理を食べてしまったという説。
1928年のスウェーデン映画「Janssons frestelse(ヤンソンの誘惑)」から名付けられたという説。
など、諸説あります。
さつまいもがたくさん手に入ったときに、調べていて出会ったこの料理。
簡単さと美味しさで、うちの定番になりました。
アンチョビに馴染みがない方も、ぜひ一度お試しください!