食事中に椅子からずり落ちそうになったり、机にもたれかかったりする我が子を見ていると、
「なんでこんなにぐねぐねしてるの?ぴしっとして!」
と注意したくなります。
しかし、実際に小学校で子どもたちを見ていると、注意されても姿勢を保ち続けることが難しそうな子が少なくありません。
もちろん、姿勢が崩れる原因は体幹の弱さだけが原因ではありません。
疲れや集中力、机や椅子の高さ、発達特性など、さまざまな要因が関係しています。
それでも、体を支える力を育てる遊びを日常に取り入れることは、姿勢改善のための一つの方法としては有効に感じます。
現在は、私自身も小学1年生の息子と一緒に体幹遊びを続けています。
今回は、家庭で取り入れやすく、小学生でも楽しく続けられる体幹遊びを紹介します。
体幹遊びは「トレーニング」より「遊び」が続きやすい
「体幹トレーニング」と聞くと、きつい運動を毎日続けなければならないというイメージがあるかもしれません。
しかし、小学生の場合は「遊び」の中で体を使う方が長続きします。
教員として勤務していた頃も、体育や休み時間によく体を動かしている子は、自然と体の使い方が上手な印象がありました。
毎日5〜10分程度でも十分です。
まずは「楽しい」と感じられる遊びから始めてみましょう。
家庭でできる体幹遊び7選
どれも体育の授業で準備運動として取り入れているもので、安全で楽しくできるものになっています。
① クマ歩き
四つん這いになり、膝を床につけずに歩く遊びです。
腕・肩・背中・お腹など、全身を使うため、体幹を鍛える動きとしてよく知られています。
我が家でも最初に取り入れた遊びの一つですが、意外と子どもは楽しみながら取り組んでいました。
親子や兄弟で競走すると盛り上がります。
② ワニ歩き
床にうつ伏せになり、腕の力だけで前へ進みます。
腕だけではなく、お腹や背中にも力が必要になるため、自然と体幹を使います。
最初は数メートルでも十分です。
「どちらが先にゴールできるかな?」とゲーム感覚にしてみてください。
③ カエルジャンプ
しゃがんだ姿勢から前へジャンプします。
下半身だけではなく、着地で姿勢を保つ力も必要になります。
遊びながら運動の基礎づくりにもつながります。
④ 片足立ちゲーム
とても簡単ですが、体幹を使う遊びです。
「30秒立てるかな?」
「目を閉じたらどうかな?」
など、少しずつ難しくしていくと飽きずに続けられます。
転倒しないよう、安全な場所で行いましょう。
⑤ 雑巾がけ競争
昔ながらの遊びですが、とてもおすすめです。
腕や足だけではなく、お腹にも力を入れながら進むため、全身運動になります。
学校でも掃除の時間などに雑巾がけを行いますが、上手くできずに転んでしまう子も一定数います。
部屋も綺麗になって一石二鳥です。
⑥ トランポリン遊び
家庭用トランポリンは、遊びながら体を支える力を使える人気の運動です。
ジャンプを繰り返すことで、バランスを取る力も養われます。
天候に左右されず、室内で体を動かせる点も魅力です。
価格:5980円〜 |
ただし、安全のため、周囲に十分なスペースを確保し、大人が見守りながら行いましょう。
習い事としてのトランポリンもおすすめです!

⑦ バランス遊び
・一本線の上を歩く
・クッションの上で立つ
・平均台のように歩く
など、バランスを意識する遊びもおすすめです。
「落ちたら負け」というルールを作るだけでも、子どもは夢中になります。
百均で売っているプールスティックなどを使うのも手軽でおすすめです。
遊びながら自然と姿勢を保つ力を使うことができます。
続けるコツは「毎日少しだけ」
体幹遊びは、一度にたくさん行う必要はありません。
むしろ、
- 毎日5〜10分程度
- 子どもが楽しめる内容
- 「今日はクマ歩きだけ」でもOK
くらいの気持ちで続ける方が習慣になりやすいです。
「やりたくない」という日があっても無理にさせるのではなく、気長に、長く続けることを優先しましょう。
我が家での取り組み
現在、小学1年生の息子も体幹遊びに取り組んでいます。
最初は長く姿勢を保つことが難しく、「ちゃんと座って」と声をかけることも多くありました。
しかし、遊びとして体を動かすようになってからは、本人も楽しみながら取り組めるようになっています。
最近では少し物足りなくなってきて、時間のあるときには体幹トレーニングも少しずつ取り入れています。
これからも親子で無理なく続けられる方法を探しながら、取り組んでいきたいです。
まとめ
姿勢が崩れる原因は体幹だけではありません。
それでも、体を支える力を育てる遊びは、子どもの体の使い方を身につけるきっかけになることがあります。
特別な器具がなくても、家庭でできる遊びはたくさんあります。
まずは1日5分、親子で楽しめそうな遊びから始めてみてはいかがでしょうか。



